●驚きのスイカの効用
スイカ糖の説明をする前に、まずは昔から知られるスイカの驚きの効用をご説明致します。

普通に食べてもおいしいスイカですが、実は下記のような効用があるとされています。
ダイエット 疲労回復 腎臓病 肝臓病 高血圧 低血圧 アトピー 不眠解消 冷房病 むくみ 二日酔い 便秘

●実・皮・種それぞれの栄養成分
スイカの実・皮・種それぞれの効果
ビタミンA・B1・B2・C等のビタミン類、カリウム・亜鉛・カルシウム・リン・シトルリン・グルタミン酸などミネラル類をたくさん含んでおり、強力な抗酸化力を持つリコピンを含んでいます。
スイカの実にはリコピンを多く含んでいることで有名なトマトの1.5倍ものリコピンを含んでいます。
リコピンには体内で異常に発生した活性酸素を抑える働きがあるといわれています。
食物繊維たっぷりに皮には、解熱作用・解毒作用があるといわれ。
中国漢方では皮を乾燥させて、腎炎・ぎっくり腰・歯痛などの薬材にも用いられました。
スイカの種はそのまま食べても便として排出されるだけですが、砕いたり磨りつぶすことによって種の中の仁が血圧を下げたり、膀胱炎の症状を抑える作用があるとされています。
●リコピンとは?
リコピンとは、スイカの実に含まれる赤色色素で強力な抗酸化力をがあり、体内に発生した過剰な活性酸素の働きを抑えるといわれています。
活性酸素とは、体内に取り入れた酸素が変化したものです。この活性酸素はウィルスや細菌から体を守ってくれるのですが、過剰に発生した活性酸素は正常な細胞や組織を傷つける悪玉細胞になってしまうといわれています。
過剰に発生した活性酸素は非常に厄介で、ガンや脳卒中、心臓病、動脈硬化の原因となってしまいます。この過剰に発生した活性酸素の働きを抑える力を抗酸化力と言います。
抗酸化力で良く知られているのはビタミンEですが、β-カロチンはビタミンEの50倍、トマトのリコピンはそのβ-カロチンの2倍、スイカのリコピンはトマトの1.5倍ものリコピンを含んでいます。
リコピンの抗酸化力は加熱しても弱まることが少なく、スイカ糖のように煮詰めることによって、むしろその有効成分は吸収されやすくなるようです。

スイカの抗酸化力
図:スイカの抗酸化力
●スイカの利尿作用がもたらす健康
スイカの主な効果には、利尿作用が知られています。
スイカの実に含まれるシトルリンミネラル類が腎臓の働きを活発化させ、利尿作用を強力に促すといわれていますが、実はこの利尿作用が非常に大切なのです。
上記の『驚きのスイカの効用』で紹介した効用のほとんどが、この利尿作用によって減少されるといわれています。

腎臓の機能は年々衰えていき、60才の人の腎臓は、30才の人の7割の機能しか満たないといわれています。
腎蔵が弱まり体内の水分代謝が悪くなってくると、むくみ・腎臓病・心臓病・高血圧・低血圧・動脈硬化などの原因にも影響することがあります。
その腎臓の働きを助け、腎臓に負担がかからない用にする作用がスイカにはあるといわれています。
利尿剤でも利尿効果は望めますが、皮膚がカサカサになったり、ノドが渇いたり、全身がダルくなるなどの副作用も少なくないようです。
スイカには利尿作用を促進する作用だけでなく、カリウムやマグネシウムなどで、体内の塩分(ナトリウム)を排泄し、血圧を下げる効果さえあるといわれています。


例えば、肥満を例に挙げてみましょう。
肥満のタイプには脂肪太りタイプ水太りタイプストレス太りタイプの3種類が主にあげられます。
この中で日本人に一番多いのは水太りタイプで、細胞の新陳代謝が鈍くなって体内に余分な水分がたまってしまうのが原因だと考えられます。
これは、スイカに含まれるシトルリンによって利尿作用やお通じの改善に役立ち、実に含まれるカリウムは腎臓の働きを促進して老廃物を排泄し、体内の塩分を排出することによって改善されるといわれていますが。さらにスイカの糖分には鎮静作用があるとされ、リコピンなどの抗酸化成分にはストレスやイライラを緩和させる作用があるといわれています。
と言うことはダイエットにもすごく効果が望めることがわかると思います。
無理な食事制限や運動を必要としないために、リバウンドの心配も減少するでしょう。

排泄すべきものを確実に排泄することはこのように大切なことなのです。

●では、なぜ西瓜糖(スイカ糖)?
上記でご紹介したとおり、昔からスイカには驚きのすばらしい効用があります。
でも、そんなスイカにも気を付けないといけない点があるのです。
スイカにはご存じの通り体を冷やす働きがあるため、冷え性のひどい方やお腹が弱い方はたくさん食べることが困難なのです。

そこで、民間療法で知られる西瓜糖(スイカ糖)の出番です。
スイカ糖はスイカの煮汁から出来ているため、体を冷やす心配がなくお腹の弱い方も心配なく取り込むことが出来るといわれています。
これまでに紹介した効用は、熱を加えても消えることは少なく、むしろ煮詰めることで有効成分が濃縮されますので、より効果が望めることがお分かりいただけると思います。


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